上原内科クリニック

ご挨拶

ご挨拶

当クリニックの診療理念は「病気そのものを診るのではなく、病気を持った患者さん全体を診る」というものです。これは消化器病学と心身医学の大家だった恩師、故・並木正義旭川医科大学名誉教授の教えです。並木先生は「消化管の内視鏡をやる者は心の内視鏡もやりなさい」という言葉などを用いて、全人的医療の重要性を強調されました。その教えを実践していくことをクリニックの理念に掲げています。

その理念を実践するために、専門領域である総合内科と消化器内科はもとより、漢方医学や心身医学などの研鑽を積み、漢方薬を含めた薬物治療やカウンセリングを用いた幅広い全人的治療を行っています。

一方、地域におけるかかりつけ医という重責を担うクリニックとして、コンビニエンスストアのように気軽に相談してもらえるようなクリニックを目指しています。その一環として、診療は午後7時まで行っています。会社帰りや学校帰りにも気軽に立ち寄っていただけます。文字通り、サンダル履きで受診していただけるクリニックにしたいと考えています。

しかし、クリニックといえども、質の高い医療サービスを提供することが何よりも重要であります。そのために、最新鋭の経鼻内視鏡をはじめとする各種内視鏡検査システム、ヘリカルCT装置、超音波検査装置、超音波式骨密度測定装置など多数の専門医療機器を導入しています。また、大腸内視鏡検査を受ける患者さんのために検査室と直結する専用トイレ付き内視鏡控室を設けたほか、広々とした点滴室には7つのベッドを配備しました。さらには、インフルエンザなどの感染症患者さんと一般患者さんとの接触を避けるための別室を設け、ゆったりとした環境の中で安心して検査や治療を受けられるような配慮を随所に施しました。

地域に根ざした愛されるクリニックを作り上げていきたいと思います。健康に関することならどんなことでも気軽にご相談いただければ幸いです。来院をお待ちしています。